カトリック水島教会歴史
ストーリー
教会の保護者:聖ヤコボ喜斎
水島教会は1964年10月に献堂された「若い教会」です。
1964年といえば、東京でオリンピックが開かれた年であり、
高度経済成長期の只中、水島は工業地帯として発展し、
働く若者で活気あふれていました。
そこに淳心会の神父様方が福音を告げ知らせるために来られたのでした。水島教会は淳心会の神父様方によって創立され、育てられた教会です。
1993年に淳心会によって倉敷教会、玉島教会と共に倉敷ブロック共同宣教司牧が始められました。2018年までの25年間、3教会は3人(4人の時も)の神父様に司牧され種々の活動を共にしてきました。その後、2016年の白浜満司教の着座で、2018年に倉敷ブロック共同宣教司牧が廃止されました。
2022年より残念ながら水島教会には司祭の常駐がなくなり、倉敷の3教会(倉敷・玉島・水島教会)の主任司祭と2人の助任司祭に司牧されています。
また水島教会のお隣には、汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会の修道院があり修道院経営のマリア幼稚園があります。クラレチアン宣教修道会は1855年、キューバにおいて、聖アントニオ・マリア・クラレとマリア・アント二ア・パリスによって創立されました。その後全世界に拡がり、日本には1955年高槻市をはじめ千葉県市原市、倉敷市、東南アジアの国々にまで拡がってきました。水島には1968年7月、当時の主任司祭スメット神父様の依頼で、マリア幼稚園を設立しました。2018年に50周年を迎えました。園児たちはモンテッソーリ教育の中で、神様に祈る心、感謝する心、共に助け合う心、命の大切さを学んでいます。子どもたちを通して多くの人々にキリストの愛を伝え続けています。また、教会において子どもたちの洗礼や初聖体の準備、聖書の集いなど、信徒と共に働き、宣教活動に励んでいます。